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平成24年第4回定例会2012.12.1010/20 13:11
【質問】(地域経済と産業の活性化について) 8番、藤田公正です。通告に従いまして、地域経済と産業の活性化について、3点質問を行います。  平成24年も、残すところあとわずかとなりました。少し長くなりますが、今後の参考として、この1年を...
平成24年第4回定例会2012.12.1010/20 12:41
【再質問】 (地域経済と産業の活性化について) 産業振興基本条例につきましては、農業、中小企業の活性化に必要性を御理解いただいておるようですし、パブリックコメントの段階にあるとお聞きしましたけれども、既に案は立案できておるんでしょうか...
平成24年第3回定例会2012.09.1108/10 09:51
【質問】(まちづくりと企業誘致について) 8番、藤田公正です。通告に従いまして、まちづくりと企業誘致について質問を行います。  今年度の施政方針では、「田園都市みとよ」の創造ということで、基本コンセプトとして、豊かな自然環境に恵まれ、...
平成24年第3回定例会2012.09.1108/10 09:47
【再質問】 どうもありがとうございます。  専門家による政策アドバイザーを決めて、これから本格的に動くようでございますし、企業誘致に関しましては、地域に活力と雇用ということで、目標を持って進めておられるということと、議会と一緒に情報を...
平成24年第2回定例会2012.06.1404/16 21:56
【質問】(観光振興施策について) 8番、藤田公正です。通告に従いまして、観光振興施策について質問を行います。  一昨年12月議会で、農業と地域経済について一般質問を行いました。このとき、日本経済の実態として、国土の均衡ある発展を目的...
平成24年第2回定例会2012.06.1404/16 21:45
【質問】(瀬戸内国際芸術祭2013について) 次に、瀬戸内国際芸術祭2013についてお伺いします。  一昨年、高松市周辺の島嶼部を中心に瀬戸内国際芸術祭2010が開催され、期間中、88のプログラムで瀬戸内海の魅力的な存在を世界に発信...
平成24年第1回定例会2012.03.0901/13 22:55
【質問】(2030年の看取り場所問題について)  8番 藤田公正、通告に従いまして2030年の看取り場所問題について質問を行います。  厚生労働省の発表では、2010年の死亡者数は119万7,012人。このうち病院での死亡者数が96万...
平成24年第1回定例会2012.03.09その201/13 22:39
【再質問】 どうもありがとうございました。  いずれにしても、国としては包括ケアセンターの推進を行っていくようには思いますけども、この問題はここにおいでる方皆さんの問題なのです。2030年の問題ではないのです。それをよく知っていただい...
平成23年第4回定例会2011.12.0712/30 09:48
【質問】(定住促進事業について) 8番、藤田公正です。通告に従いまして、定住促進事業について質問を行います。  2011年も残すところあとわずかな日となりましたが、この1年を振り返ってみますと、リーマンショックから2年、デフレから脱却...
平成23年第3回定例会2011.09.0812/27 21:44
【質問】(三豊市の情報化政策について) おはようございます。8番、藤田公正でございます。通告に従いまして、三豊市の情報化政策についてお伺いいたします。  一口で情報化と言いましても、情報の生産、処理、蓄積、流通、供給のような情報技術が...
平成23年第2回定例会2011.06.2011/25 18:15
【質問】(知名度向上とインフラ整備について) 8番 藤田公正。通告に従いまして、知名度向上とインフラ整備について、お伺いします。本年の目玉として、知名度向上の取組は三豊市の歴史文化の実相や発掘など、いろいろな施策を打ち出すとともに、定...
平成23年第1回定例会2011.03.10代表質問10/28 11:35
【七宝会代表質問】 (定住促進プラントと地域経済の活性化について) 8番、藤田公正です。 通告に従いまして、引き続き代表質問を行います。  前回、私の12月の一般質問で、農業と地域経済についてお伺いしました。その内容は、戦後の日本経済...
平成22年第4回定例会2010.12.0710/23 14:46
【質問】(農業と地域経済について) 8番、藤田公正です。通告に従いまして、農業と地域経済についてお伺いします。  日本経済は、1962年に全国総合開発計画が策定され、国土の均衡ある発展を目的に閣議決定され、全総として、新幹線交通ネット...
平成22年第4回定例会2010.12.07-210/23 14:42
【再質問】(産業振興基本条例について) 実は、農業を含めた産業振興基本方針はありますかとお尋ねしたのは、最近、帯広市や吹田市、それから墨田区の中小企業振興条例が注目されておりまして、地域経済のあり方といいますか、地域経済の循環が重要で...
平成22年第3回定例会2010.09.1010/14 15:34
【質問】 (新規就農者とその対応について) 8番、藤田公正です。通告に従いまして、新規就農者の状況とその対応についてお伺いします。  先月、昨年2009年に新たに農業を始めた新規就農者が前年より11.4%多い6万6,820人と大幅な増...
平成22年第2回定例会2010.06.1810/03 16:49
【質問】 (集落道の補修並びに整備について) 8番藤田公正です。集落道の補修並びに整備についてお伺いします。  三豊市合併以前に各町においては、昭和40年代後半から数戸から十数戸単位で住宅団地の分譲が、不動産業者及び建築業者によって進...
平成22年第1回定例会2010.03.1109/28 08:20
【質問1】(農地の遊休地対策について) 8番 藤田公正、通告に従いまして、私からは、農地の遊休地対策について及び地域医療の取り組みについて、2点お尋ねします。  1点目の農地の遊休地対策についてですが、昨年、農水省によると、我が国の耕...
平成22年第1回定例会2010.03.11その209/28 08:14
【質問2】(地域医療の取り組みについて)  次に、施政方針で、「人々が支えあい、健康でいきいきと暮らせるまち」を目指し、子育て支援の一環として乳幼児医療費の無料化を拡充し、10月ごろをめどに中学校卒業までの医療費を無料化したいとあり...
平成21年第3回定例会2009.09.0409/22 21:29
【質問】(市内の水道事業の状況について) 市内の水道施設の状況について、通告に従いましてお尋ねします。  今日、少子高齢化により総人口の減少傾向にあり、給水人口も将来において減少し続け、その上、本県においては、地球温暖化の影響を受けて...
平成19年第3回定例会2007.09.1109/11 21:30
【質問】 (オストメイトへの取り組みについて) 通告に従いまして、質問を行います。今日最後ですが、議長からは時間の方は心配ないんかということで、お尋ねがありましたが、今日の質問は、皆さんに言葉を知っていただくだけで初期の目的は大部分達...
平成21年第2回定例会2009.06.1209/09 20:36
【質問】 (バイオマスタウン構想について) 1番、藤田公正です。通告に従いまして、バイオマスタウン構想についてお伺いいたします。  私は総務常任委員会に所属し、しかも、まちづくり調査特別委員会の副委員長という立場でいながら、あえて本市...
平成20年第4回定例会2008.12.0809/03 05:52
【質問】 (高瀬川水系の排水対策について)  通告に従い、高瀬川水系の排水対策と瀬戸内国際芸術祭の開催についての二点についてお尋ねします。  まず、高瀬川水系の排水対策についてでございますが、宗吉瓦窯からかわらを運び出したり、西行法師...
平成20年第3回定例会2008.09.1008/25 17:47
【質 問】 (次世代育成支援行動計画の見直しについて)  通告に従いまして、本市の次世代育成支援行動計画の見直しについて、質問を行います。  昨年12月、少子化対策について質問を行いました。その内容を少し整理しますと、我が国の出生...
平成20年第3回定例会2008.09.10(再質問)08/25 17:30
【再質問】 20年、30年後のことで、人口の減少がどのようなことになるのか、実感していないのが実情であると思います。世界でも、今後人口が減少するのはドイツと日本だけですから、したがって、人口減少の経験がある国はないことから、その対策の...
平成20年第2回定例会2008.06.12(質問Ⅰ)08/19 20:48
【質問1】(かがわ電子自治体システムの運用について)  通告に従いまして、まず、電子政府の構築について、三豊市のこれからの取り組みをお尋ねします。  先月の日経新聞で電子政府の構築について特集しており、政府は2000年7月にIT戦略会...
平成20年第2回定例会2008.06.12(質問2)08/19 20:13
【質問2】(地域包括支援センターの現状について)  次に、地域包括支援センターの現状についてお尋ねします。  平成12年4月から開始した介護保険制度は、そもそも昭和36年7月に施行された老人福祉法の財政破綻から、医療分野を切り離して昭...
平成19年第4回定例会2007.12.07(再質問)08/16 16:29
【再質問】(少子化対策について) 三豊市の現状といいますか、取り組みにつきましては、出産後の新生児とか乳幼児、未就学期から小学生や中学生における施策等を取り組んでおりますが、これは子どもを育てる環境づくりも、今後重要でございますけども...
平成19年第4回定例会2007.12.0708/16 16:17
【質問】(少子化対策について) 合わせて資料をご覧ください  通告に従いまして、少子化対策について質問を行います。  我が国の出生率の低下は1920年代から始まっており、戦後のベビーブームで一旦は上昇しますが、この直後の昭和2...
平成19年第2回定例会2007.06.12(質問2)08/12 09:47
【質問2】(スポーツ施設の利用について) 次に市内のスポーツ施設等の利用状況と利用団体の再編についてお尋ねします。三豊市が誕生して1年半になりますが、スポーツ団体の活動状況は旧町単位でのプログラムで施設を利用しているのが実情でないかと...
平成19年第2回定例会2007.06.12(質問1)08/12 09:31
【質問1】(ごみの分別収集について)  通告に従いまして、質問を行います。  最初にごみの分別収集についてお尋ねします。今回、三観広域において、三豊市は従来のごみ処理を1市9町時代に決めた全溶融炉方式から、施設稼動までに要する概算費用...
平成18年第4回定例会2006.12.08(質問3)08/09 17:37
【質問3】(宗吉瓦窯跡の整備と管理運営について)  3番目に、宗吉瓦窯跡の整備についてでございますが、昭和の初期に窯跡の存在が判明しまして、地元では弘法大師の産物と言い伝えられていましたが、平成2年のほ場整備と併せた集落道の整備計画に...
平成18年第4回定例会2006.12.08(質問2)08/09 11:43
【質問2】(職員の研修について)  次に、職員の研修についてでございます。行政改革や防災に強い、新しい三豊市のまちづくり等が行われようとしていますが、職員は、識見を広めるための職員研修が必要と考えます。職員の研修は、現在どのように進め...
平成18年第4回定例会2006.12.0808/09 11:11
【質問1】(食と健康づくりについて) 通告に従いまして、私から3件ほど質問を行います。  初めに、食と健康のまちづくりについてでございますが、3月議会では、豊かな暮らしはまず健康で過ごすこと、そして健康づくりには食が重要と提案しました...
平成18年度第3回定例会2006.09.1408/07 19:28
【質問】(男女共同参画社会づくりについて) 通告に従いまして、男女共同参画社会づくりについて質問を行います。  本題からしますと、女性議員から質問をしていただくのがよろしいかと思いますけれども、後ほど申し上げます私なりの取り組みについ...
平成18年度第2回定例会2006.06.13(質問2)08/07 18:45
【質問2】(三豊広域クリーンセンターの埋め立て問題について) 次に、また、三豊広域クリーンセンターの埋め立て処分地について先ほど山本議員から質問があったわけでございますけども、質問の内容によると、埋め立て処分地の容量が残り少ないと、後...
平成18年度第2回定例会2006.06.13(質問Ⅰ)08/06 19:38
  【質問1】(三野町保健センターの有効利用について)  三野町保健センターの利用状況並びに、三豊広域クリーンセンターの埋め立て処分施設について、お尋ねします。先般市議会として4月18日、19日と21日に市内の公共施設の見学を行い、ま...
平成18年第1回定例会一般質問2006.03.22(質問3)08/06 05:59
【質問3】(自主防災組織への助成について)  次に、3つ目の豊かな心を育てるまちづくりについてですが、施政方針でも市民にできることは市民に、民間団体や企業にできることは民間で行うシステムの構築を検討するとあります。行財政改革において、...
平成18年第1回定例会一般質問2006.03.22(質問2)08/05 17:01
【質問2】(合併後の施設の有効利用について)  2つ目の豊かさについて、豊かな個性を活かしたまちづくりでございますけれども、先ほど為広議員の御指摘にもありますように、今回の合併により年に数回しか使われない施設もあるようでございますけれ...
平成18年第1回定例会一般質問2006.03.2208/05 14:32
【質問1】(医療費等健康問題に関する質問)  平成18年度の予算編成基調で、新生三豊市は西讃の核として3つの豊かさに育まれる田園都市を将来像に、市民と一体となって目指し、新しい未来を開いていかなければならないとしております。  この3...

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2012/12/27

平成23年第3回定例会2011.09.08

Tweet ThisSend to Facebook | by:こうせい

【質問】(三豊市の情報化政策について)

おはようございます。8番、藤田公正でございます。通告に従いまして、三豊市の情報化政策についてお伺いいたします。
 一口で情報化と言いましても、情報の生産、処理、蓄積、流通、供給のような情報技術が発達し、コンピューターやニューメディアなどがマイクロエレクトロニクス化した技術面での情報化から、工場やオフィスに電子情報機器などで自動化、すなわちFA化やOA化等が導入されて、生産技術や経営戦略に情報の活用が進むことも情報化と言います。
 これを産業面から捉えますと、情報の生産、処理、蓄積、流通、供給を行う産業及びそれに必要な素材や機器を供給する企業の情報産業が発達することを情報化と言います。さらに、農林漁業や工業、サービス業から生産される物質やサービスにデザイン、ブランド、情報的満足など、ソフト的付加価値として情報を加えることによって情報産業化することも情報化でございます。そして、我々就業者の中から情報の生産、処理、蓄積、流通、供給に関わる職業が専門化することや高度技術化することにより、社会的な権力を持つことなどのほか、身近なところでは、社会生活では、電子情報技術を背景とした新しいコミュニケーションとしてネットワークが形成され、人々の情報活動や情報消費がさかんになることも情報化と言います。
 いずれにしましても、情報化は、それぞれ置かれている立場など、産業、技術、職業、生活の面から、捉え方によってコンテンツが異なりますが、時とともに発達していくものと考えております。
 産業や技術面の情報化は、国の政策により方向性や進展状況が大きく左右されます。しかし、職業や生活の面での地域情報化政策は、地域が積極的に取り組むか否かによって、その活用が進んだり遅れるものと考えています。
 前回の一般質問で、知名度向上とインフラ整備についてお尋ねしました。そのとき、知名度の向上には情報化施策も重要ですと申し上げましたが、ハード面でのインフラ整備についてはまたの機会にし、今回はソフト面での情報化の取り組みについてお尋ねします。
 まず、情報化の活用にはインターネットの活用が避けて通れません。今後、情報化施策を進めていくにも、この利用者が市内にどれだけいるのかが重要と思います。したがって、固定系及びモバイル系を含め、利用者を把握できているのかお尋ねします。
 次に、情報化政策には基本的な考え方があると思いますが、まずは地域コミュニティなど、まちづくりに情報化をどのように取り入れていきますか。行政事務事業のアウトソーシングを含めた行政改革にどのように情報化を取り入れるべきと考えていますか。農業、商業、工業、観光など地域経済と情報化についてどのように考えていますか。
 以上、現状と基本的なお考えをお聞かせください。

【答弁横山市長】

藤田議員の御質問にお答えを申し上げます。
 まず、三豊市におけますインターネットの利用形態ですけれども、固定系と言われる自宅での利用が約8,100件あります。その内訳といたしましては、ADSLで6,400件、ケーブルインターネット等で1,555件、無線で200件であります。これに対しまして、モバイル系と言われますデータ通信カードを利用したものが約760件あります。また、最近急激に利用者が増加しておりますスマートフォンでの利用がドコモで約1,800件、ソフトバンクでは約1,200件あると推測されまして、2社合計で約3,000件のスマートフォンでインターネットが利用されていると思われます。
 次に、地域コミュニティ等のまちづくりの情報化の役割につきましては、三豊市ホームページで情報提供や、市民が欲しい情報を自由に選択していただけるメールマガジンのサービスを展開しているところであります。中でも携帯電話やスマートフォンの利用者が増加していることから、モバイル版ホームページ、三豊シティモバイルの開設をしておりまして、市内の図書館の新刊案内や本の予約、また蔵書が検索できるシステムや子育て相談ダイヤル、施設予約システムを提供するとともに、みとよファミサポや香川県の防災情報システム、厚労省のしごと情報ネットへの窓口も公開をいたしております。
 今後は、スマートフォンから利用できるこの三豊シティモバイルをさらに充実しまして、簡単に利用できるコミュニティサイトとして成長させていきたいと考えております。
 また、行政事務事業のアウトソーシングを含めました行政改革につきましては、6月定例議会で他の議員から御質問をいただき、触れさせていただきましたとおり、本市の住民サービスのほとんどの業務において事務効率化のため、情報システムを利用いたしております。
 藤田議員より御質問の行政改革という観点からは、行政事務の共同アウトソースという形で、自治体クラウドでの可能性について県と市町で構成する電子自治体最適化研究会で協議を行いまして、コスト面でのメリットを考慮しながら、他の市町の動向を見据えつつ、検討してまいりたいと考えております。
 続きまして、地域産業、地域経済と情報化との関係につきましては、企業、商店、個人事業主の皆さんの企業活動が支障なく自由に行えることが重要でありまして、その整備環境、いわゆるインフラ整備が市の役割であると考えております。これに関しましては、現在、三豊ケーブルテレビ放送による光ファイバーのエリア拡張に対して人的協力を行っているところです。
 しかし、企業単独での地域経済の発展を願うことは難しいのは否めませんので、企業同士の連携を深めていく際には、必要であればそのコミュニケーションツールの構築につきましても、商工会やJA香川県など、多くの皆さんと地域の問題として検討していく必要があると考えております。
 以上、藤田議員の御質問にお答えいたしました。

【再質問】

情報化政策の基本的なお考えは示していただきましたけれども、私は2008年の6月の一般質問で、電子政府の構築について三豊市の取り組みをお尋ねしております。
 このときの質問の趣旨は、今後のネット通信の利用者の動向を推測し、香川県が進めるかがわ電子自治体について、効率的利用が可能か、そして利用者側からは当時、インターネットの利用者が増える要素は少ないが、携帯電話の利用の進化は続くと考えていると、十分検討して対応してほしいと申し上げました。
 これに対して、市民が使いやすい、そして最も経費のかからないことを考え、電子化を進めたいと答えております。この事業はその後どのようになっておられるのか、お伺いします。
 私は、地域コミュニティを含めたまちづくりについては、例えば小学校、幼稚園、保育園では、イベントなど学校や園の様子、給食のレシピから食育の取り組み、児童、生徒、家庭のコミュニケーション、緊急時の連絡や安否確認、行事予定やスケジュール管理、学級新聞やメルマガ、そして掲示板など。それから、社会福祉協議会、市立病院、公民館等からは、学校関係と同様に、市民とのコミュニケーションを情報化施策として進めるべきだと考えています。
 行政改革と情報化については、アウトソーシングを含めた行政改革は先ほども御答弁にありましたが、取り組みはされていないのが実情でございまして、少し期間を置いて、今後の進捗状況を見て再度質問したいと思います。
 公務員は私も経験しているのでわかるのですが、恐らくベストセラーになると思いますけども、「官僚の責任」の中でも言われておるように、自分の領域を侵されたくないんです。これをどうするかが今後の課題であろうかと思っております。
 地域経済と情報化についてですが、私は個人的にですが、地域産業として情報化に取り組む方法、内容、活用はいくらでもあると思っています。その活用に気がつかないだけです。一般質問で、前回、前々回、その前も何度も申し上げているように、地域経済の活性化は地域の再投資力を向上させることです。これは、京都大学の大学院経済学研究科の教授であります岡田知弘教授の受け売りですが、教授にお会いして了解を得ていますので、何度も申し上げます。
 例えば情報化が進むと、地域の銀行は情報を地域に流す役割を担うべきであると私は思っています。農業・漁業者、商工業者にとって、生産、流通、販売など、日経新聞の記事の内容の分析でもよいのです。以前、このような記事がありました、しかし、今回はこのような動きがありますよと、そういった情報をネットワークを組んで知らせていくんです。そうすると新たな投資があるかもしれません。そういう可能性を見つけることも大事だと思っております。
 これからの政策は、市が取り組む方向を示さなければ進みません。しかし、市長や部長、担当がかわるとその事業が遅れたり、全く関心がなくなるようではいけません。昨年12月の一般質問で申し上げた産業振興基本条例のように、地域情報化基本計画が私は必要と思っております。
 福島県会津若松市の地域情報化基本計画では、市民の情報化の現状とニーズを調査し、地域の課題を見つけ、3カ年の基本目標を定め、地域情報化基本計画を行っています。計画では、テーマを掲げ、企画のイメージを示し、事業を進める体制づくりを行い、インターネット端末の利活用を示し、利活用のための人材の育成、市の役割、重要施策としての項目を掲げ、インターネット活用推進の体制づくりを行い、個別に重点施策のスケジュールを示して、具体的な施策内容、事業項目ごとに事業内容を地域情報化推進プログラムとして掲げています。
 以上、地域情報化基本計画の策定について、今後のお考えをお聞かせください

【再質問の答弁小野政策部長】

 議員からは、大きくは2点ほどの再質問をいただきました。一つは、かがわ電子自治体のその後ということと、地域情報化基本計画についてであったと思っております。
 まず、かがわ電子自治体でございますが、先ほどの市長からの御答弁にもありましたように、携帯電話でありますとかスマートフォンでの利用者が増加いたしておりますので、モバイル版ホームページでも公共施設や図書館の本の予約、これなどが予約できるというようなシステムになっております。また、香川県電子自治体推進協議会につきましては、住民サービスの向上でありますとか、簡素で効率的な行政の確立を目指すということで設立されたものでございます。この協議会の運用部会の中で、現在、香川県内で参加団体3市4町でございますが、意見交換を行っている状況でございまして、引き続きこの部会の中で効率的な運用、そしてまた意見交換を深めていきたいというふうに考えております。
 なお、このシステムの利用負担としましては、今年度としては約90万円弱の予算として計上はいたしております。
 次に、地域情報化計画についてでありますが、この地域計画ということにつきましては誰もが望んでいるところでありまして、地域産業課、そして組織、いろいろな団体、これらが鋭意、現在のところは研究を重ねておるのではないかなというふうに思っております。
 三豊市といたしましても、例えば農業振興であれば農業振興課、そして中小企業、産業振興であれば中心的には政策課、商工観光であれば商工観光課というふうに、いろいろなところでそれぞれがバックアップをしていかなくてはならないというふうに考えておるところであります。
 議員御指摘のとおり、情報化を図っていくという上におきましては、その能力と技術力、こういったものの向上ということについては非常に重要な課題であるというように思っております。既に商工会でありますとか、一部のNPO法人、こういったところでも支援活動、こういった研修会も行われておりますので、行政主導ということにつきましても、必要性も含めまして、今後、地域情報化の基本計画、これについては興味を持って検討してまいりたいと思っております。よろしくお願い申し上げます。

【再々質問】

 現状の経済面から推測しますと、今後、世界的に大不況に突入していくと考えられますが、ある面では、過去を見直して、日本の経済がどのように成長してきたのか検証し、成熟社会をどのように過ごしていくことが望ましいか。これから地域社会を担う者は誰か。どのようなスタイルが望ましいのか。国の役割もありますが、地方行政がある程度方向性を示さなければならない時期がやってくると思います。
 しかし、そのような中で情報化は過去に戻ることはないと考えております。それは、例えば携帯電話はお金がかかるから解約し、固定電話に切り替えるというようなことは恐らくないと思います。固定電話の利用が増えることはあっても、携帯電話の利用者が当面減ることはないと考えております。それは情報化は常に技術面、産業面、活用面が進化しているからです。したがって、先にも申し上げたように、会津若松市や川崎市など、多くの自治体では地域情報化基本計画があります。そのときの担当レベルで判断すると、全く方向性が定まりません。旧三野町のときの当時、平成10年、三鷹市のルーテル学院大学の教授時代、内閣府や総務省、国土交通省の審査会の委員をしておられ、私も平成9年にアカデミーの研修で地域情報化の講義を受けたこともあります。今は全国で情報化の最先端のまちである東京三鷹市の市長になり、3期目になりますけれども、清原慶子氏をお招きし、講演をいただきました。
 当時、まちが進める情報化政策に確信を持って進めておりました。その後、合併したわけですが、基本的な計画がありませんから、恐らく当時の担当レベルで判断したものと思いますが、市長も民でできるものは民でと言っておられたので、安易な判断を行ったものと推測します。したがって、行革を前提としたアウトソーシングやスモールオフィス、ホームオフィスなど、SOHOですね、テレワーク事業はもう10年も遅れたと思っております
 はぐくみ工房はどのように興すとお考えですか。再質問で行ったかがわ電子自治体の事業も効率的利用を検証していないから、事業はどんどん進み、経費がかさむのであります。あの程度のことでしたら、オープンソースのネットコモンズで機能は十分で、もっと多機能に活用できます。しかも、ワープロとデジカメが使えれば、それ以上の機能はユーザーに求めておりません。無料のソフトですから、誰もが参加して、セキュリティが心配でしたら外部のウェブサーバーを活用すれば、システム管理も行ってもらえて、そんなに経費はかかりません。基本計画は将来の方向性を決めるものです。本当に重要なものなんです。ぜひともしっかりと情報政策について取り組みをお願いして、私の質問は終わります。


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