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2012/08/05

食生活の改善で匂いが軽減

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 日経ビジネス2012年07月30日号
 
 五味常明[五味クリニック(東京都新宿区)院長]
 加齢臭とは、年齢を重ねれば男女問わず誰にでも発生する、中高年特有の体臭のこと。目立つ人と目立たない人がおり、その臭いは青臭いチーズやローソク、古本のようなカビっぽい臭いなど、人によって表現が様々。
 臭いの原因、ノネナールを減らすには、もととなる過酸化脂質とパルミトオレイン酸の発生を減らせばいい。
過酸化脂質を作り出す活性酸素は、ストレスを感じると増加するが、ストレスフリーの生活などままならない。そこで、活性酸素を減らす働きのあるビタミンCやビタミンEを含む果物・野菜を多く摂取し、活性酸素でダメージを受けた細胞を活性化させる「抗酸化物質」を多くとるのが望ましい。身近な食品では、緑茶のカテキン、ごまのセサミン、赤ワインのポリフェノール、大豆のイソフラボンなどが抗酸化物質となる。


 コラム
 薬はある意味から毒であると言われており、病気を治すために服用しますが、反面に副作用があるとゆうことです。食べ物にも同じことが言われ、平成9年旧町時代に薬膳料理家能宗久美子先生をお招きし、食と健康問題に取り組んだ時にも言われており、著書「食べもののメリット・デメリット辞典」中でも、食べものはそれなりのプラス面を持つと同時に、別の面ではマイナスの働きを持っている。としております。
 例えば、成人病予防のため血中コレステロールを減らしすぎると脳卒中にかかりやすくなるし、カルシウムも、いくら小魚や牛乳を摂っても、適度な運動とビタミンCの摂取に気を配らないと結石をつくることになる。としております。
 何れにしましても食べものから摂取することが重要ですし、適度な運動によりその効果を上げることができるとされています。最近栄養剤などサプリメントが販売されておりますが、このことは人間の体が食物から摂取する機能を衰えさすのではないでしょうか。
 私も最近冷房施設の中で過ごすことが多くなり、発汗機能が衰えることにより、猛暑に耐えらなくなり、体温が上昇することに悩んでいます。適度に体を動かし汗をかくことが重要な年齢になったのかと考える日々です。


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